FGO元ネタ集 地域ごとにサーヴァントの出典をまとめました

Fate/Grand Order

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ネタばれ注意。

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英国/アイルランド出身のサーヴァント

まずはFateシリーズヒロイン・セイバーの元ネタを要する英国/アイルランドから。

スカサハ 影の国の女王(アイルランド神話より)

スカサハはケルトのアイルランド神話『アルスター伝説』に登場する予言の力を持った女武芸者で、軍事学校を開く教師です。名前は「影の者」という意味。

スカーサハ (アイルランド語: Scáthach)
アイルランド神話に登場する架空の人物
年代紀元前1世紀頃
誕生日不明
地域スカイ島(英国北部・スコットランド)
クラスランサー(星5)
アサシン(星4)

スカサハは 7つの城壁に囲まれた影の国という名の異界を統べる女王かつ門番でした。
アサシンver.の宝具のセリフは「影の国へ連れて行こう」。

スカサハは、後にアルスターの英雄となる若きクー・フーリンの師となって彼を導き、ゲイボルグを始めとする技の悉くを授け、愛用の魔槍さえ与えたといわれています。彼の息子コンラをも教え導きました。

英国北部のスカイ島は現在、自然豊かな観光地です。

クーフーリン ケルトの大英雄(アイルランド神話より)

クーフーリンはアイルランドの騎士で、ケルト神話の半神半人の英雄。幼名はセタンタ。

師匠であるスカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルクは運命を逆転させ、対象の心臓を必ず貫く(と言われています)。

クー・フーリン(アイルランド語: Cú Chulainn)
アイルランド神話に登場する架空の人物
年代紀元前1世紀頃
誕生日不明
地域アルスター王国(アイルランド)
クラスランサー(星3)
キャスター(星3)
バーサーカー(オルタ・星5)

Cuslayshound

少年時代、セタンタは手違いによって鍛冶屋・豪商のクランの番犬に襲われ、返り討ちにして殺してしまいます。嘆くクランに誓いを立てたことをきっかけに「クランの猛犬」と呼ばれるようになりました。それゆえ、侮蔑の意味で「犬」と呼ばれると怒ります。

スカサハとの師弟関係の中ではルーン魔術も習得しており、FGOではキャスターとしても登場します。先頭登場時のセリフは「スカサハより学んだルーン魔術、その真髄って奴を……。」序盤では主人公らのナビゲーターを務めました。アニメでも活躍していましたね。

女王メイヴとの闘いでは、息子コンラを自ら殺してしまいます。「うるせえ、チーカマぶつけんぞ」のセリフは、チーズが死因のメイヴへの当て付けでしょう。原作の『Fate/Stay Night』でもマスターの命令で自害されられたりと、運がないエピソードが目立ち、「自害せよ、ランサー」とか「ランサーが死んだ!」「この人でなし!」とか、散々ネタにされます。幸運Eのステータスは伊達じゃありません。

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